2010年02月06日
製本グループ展

製本グループの展示会を開催しています。
私のブログ”アトリエM'sのコンフォートライフにも掲載しましたが、
「製本工房Origane:グループ展」に出品しています。
折金先生はNHK「おしゃれ工房」でも出演しています。
場所は掛川駅コンコース”これしか処”で、2/22まで開催しています。
いくつかご紹介します。



見覚えのある生地だと気がつかれる方もいらっしゃると思います。
赤と下のブルーの生地はサンゲツさんのカーテン生地で作りました。
この他に壁紙でも素敵な本が出来ます。
拡大するとこのような感じ。

角がきちっとしたハードカバーの本が出来ます。
すでに出版されている本を、自分の好きな生地で作る事も出来ますし、
思い出の生地で素敵なノートも作れます。
きっかけは、亡くなった母が膨大な数の短歌を残していて、
いつか母の着物や洋服生地で本を作ってやろうと思っていました。
本来は紙を4枚ずつ束ねて、積み上げながら糸で綴じてゆくのですが
今回は、無印のノートを使いました。
そして補強を重ねてその後にカバー部分を作ります。
この技術を習得すると、本の修理などを手がける事も出来ます。
古くて大切な本や、貴重な書物を修復する職人さん達の技は、
貴重な存在です。私はまだまだ新米で、趣味の段階ですが・・・
布が好きで、大学でも繊維学のゼミで、麻織物に関する卒論を書きました。
裂き織りも、洋裁も、いつでも出来るようにはしてあるのですが、
なかなか手につかない。
生地だけはふと可愛いものを見つけると、本にしようか
スカート縫おうか、・・・と思って買ってしまう。
どなたか、輸入の壁紙の廃盤になった見本帳や、
コットン、麻の生地見本で、ゴミ箱に捨ててしまうのでしたら、
私にいただけたら嬉しいです。
輸入の壁紙はとても良い本が出来ます。
Posted by
静岡県インテリアコーディネーター協会
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01:04
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